−よと(yoto)−
・余桃の罪(よとうのつみ) 主君の寵愛(ちょうあい)など気まぐれなものであるから、過信しない方が良いという喩え。 類:●余桃を食らわす●可愛さ余って憎さ百倍 故事:「韓非子−説難」「君曰、此固嘗矯駕吾車、又嘗啗我以余桃、〈略〉愛憎之変也」 衛(えい)の弥子瑕(びしか)は主君(霊公)の寵愛を受け、食べかけの桃を献上して喜ばれるほどであったが、寵愛が薄れると、その事を取り沙汰されて罪を受けた。
・淀む水には芥溜まる(よどむみずにはごみたまる) 流れが停滞するところには芥が溜まって水が腐ってしまう。同じように、組織も時折り人を入れ替えないと停滞してしまい、弊害を生むものであるということ。