赤ちゃんが生まれた土地の守り神である「産土神」に初めてお参りする、ことをお宮参りといいます。無事に出産できたことを報告し、感謝し、子供の今後の成長と幸せを願う儀式です。
生後1ヶ月前後に赤ちゃんの体調の良いときを選んでいきましょう。その地域の氏神様が祭られている神社でお参りをします。父方の祖母と両親が付き添い、祖母が赤ちゃんを抱くのがしきたりで、赤ちゃんの祝い着は母方の実家が贈るものです。
お祝いを贈る側は、紅白、蝶結び、のし付きの祝儀袋を選び、「御祝」「お宮参りお祝」「祝御宮参」の表書きをし、御宮参り当日に持参します。ただし、出産祝いを贈ってある場合はあらためてお祝いを贈らないことが多いです。
お祝いをもらう側は、お返しは必要ありません。場合によっては赤ちゃんの名前で「内祝」を贈ることもあります。
神社へのお礼は、白封筒に「御初穂料」「御玉串料」と書き、赤ちゃんの名前で渡します。