正式な赤ちゃんの祝い着は、白羽二重の着物を着せ、上からおめでたい絵柄などが描かれた紋付の祝い着をかけます。

付き添いの祖母と母親は色留袖や訪問着、父親は礼服を着用し、全員が正装をします。しかし、最近の傾向では赤ちゃんの負担を減らすため、母親の授乳のしやすさを考えて、そこまでしっかりとしたものでなくなってきています。

赤ちゃんにはベビードレスを、母親など付き添いもスーツなどを着るのが一般的です。赤ちゃんの祝い着は嫁の実家からというしきたりにもあまりこだわらないで、レンタルなどですませてかまいません。全員のバランスがとれていれば問題ないです。

 付き添いは両親と父方の祖母が付き添い、祖母が赤ちゃんを抱くというのが一般的でしたが、最近はそこまでこだわる人は少ないようです。母親の祖母が付き添って抱くケースもありますし、双方ともの両親そろって総出でお宮参りに行く場合もあります。

昔はお産をけがれと考えていて、母親の忌明けがすんでないというのが理由で父方の祖母が赤ちゃんを抱いていたそうです。