「賀寿」とは、長寿を祝いことをいい、還暦から祝うことが慣例となっています。平均寿命がもっと低かった時代に始まったことで、最近では還暦では長寿と呼ぶには若すぎるため、古稀あたりからお祝をすることが多くなりました。

還暦といえば赤いちゃんちゃんこを想像すると思います。

これは、還暦は十二支が一回りして生まれた年の干支に戻ることから、「赤ちゃん」にん戻るということで、赤色のものを贈る風習ができたといわれています。

現在は赤いちゃんちゃんこと頭巾を贈る人はほとんどいなくなりましたが、魔よけの意味もある赤色のものを贈る人が多いようです。女性対しては赤色の下着を贈るのもちょっとしたブームだそうですよ。

古稀からのお祝は、本人の健康状態を考慮しながら、身内で盛大に行います。洋服やアクセサリー、旅行券、趣味のものなど、喜ばれるものを贈りましょう。安全性や使いやすさも気にしてくださいね。