縁談を依頼することになったら、親が本人と共に訪問するのが本来の作法ですが、親と同行できない場合は、いきなり本人がひとりで行くのは失礼だという考えもあるので、まず親が依頼のために訪問し、後日、本人が挨拶にうかがうようにしても良いでしょう。
いずれにしても一度は必ず本人が訪ね、本人の印象、性格、考え、好みなどを知ってもらうようにしましょう。前もって相手の都合の良い日時、場所などを指定してもらい、菓子折か果物など持参します。
服装・・・男性ならばダーク系のスーツ
女性は、和服ならば控えめな訪問着か小紋、洋服なら落ちついたスー ツかワンピース、アンサンブルでも良い。
依頼の訪問の際の持ち物・・・本人の自己紹介の資料(履歴書、身上書、写真)がワンセット。見合い写真は一組だけではなく、あらかじめ三〜四組預けておきます。複数の候補に渡しておくからです。
縁談を依頼したら、二〜三ヶ月に一度近況報告を兼ねて様子をたずねることです。頼みっぱなしで放っておくのは失礼です。といってあまり頻繁に問い合わせるのも催促がましく失礼になります。ほどほどに連絡をとるようにしましょう。