結納の形式は地方によってさまざまです。形式があるようでないのも現実です。一般とされているものを紹介します。
主に、関東より北の地方で行われている結納の形式は、男性側、女性側が結納品を用意し、交換します。
つまり仲人が男性側の結納品を女性側に届け、女性側から受書と結納品を預かり男性側に、最後に男性側からの受書を女性宅に届けて完了となります。このように、交換する結納形式を「結納を交わす」と言います。
結納金は男性側が100万円を送った場合、女性側からは50万円を贈ります。これを
「半返し」と言います。男性側からの結納金は実際には半分となります。
次に、関西地方に多い形式ですが、男性側から女性側に結納品を届けて、受書を男性側に届けて完了といったものが一般的です。
この形式の結納は「結納を納める」といいます。