スピーチを頼まれた場合、喜んで引き受けるのがマナーです。まずは、原稿を書いて読む練習をしておきましょう。練習したという安心感で、当日落ち着いて話すことができます。
スピーチの構成は、簡潔で分かりやすいというのが一番。時間は3分程度、原稿用紙2−3枚が目安です。何かひとつのエピソードを中心に、お祝、自己紹介、はなむけの言葉、結びを加えて構成しましょう。
主賓の場合は参列者の代表という立場になりますので、格調の高いものが要求されます。職場などでの新郎の生き生きとした仕事ぶりやプロフィールなどが上手く紹介できるようにしましょう。自社の自慢を長々言うのは禁物です。
友人スピーチの場合は、心温まる馴れ初めや、ユーモアを交えて話しましょう。二人の素顔を少しのぞかせ、あまり砕けすぎないようにしてください。
スピーチは、ゆっくり、はっきりと話すことが大事です。間違っても気にしないで、ひと呼吸置いてから続ければ大丈夫。上手くしゃべろうと思わず、心を込めることがなによりも大切ですね。