表書きにも目上、目下によって書き方が異なるものがあります。慶事の場合、目上の人には「御慶び」と書きますが、目下の人には「御歓び」と書きます。
お礼の場合、目上の人には「粗品」と書きますが、目下の人には「寸志」と書きます。
手土産を持っていった場合、目上の人には「松の葉」「御伺い」「御挨拶」と書きますが、目下や同僚などには「まつのは」「花一重」と書きます。「御見舞い、慶弔の場合、目上の人には「贈呈」「献上」と書きますが、目下の人には「贈」「呈上」と書きます。
結婚式に招待されてないけど御祝を贈ってもいい?
あまり高価なものでなければ、お祝い事ですので贈ってあげましょう。お返しが負担にならないように配慮することも大切です。
基本的には郵便を使って贈りましょう。昔は宅配便は失礼にあたるといって避けられていましたが、友人や目下の人には最近では使ってもよいとされています。
また、挙式前に送ったり訪問して渡すのは遠慮しましょう。「結婚式に招待しなくてはいけないかな?」と相手に気を遣わせてしまいますので、必ず挙式後に届けるようにしてくださいね。