遺骨は火葬場から直接墓地へ運ばれることもありますが、多くの場合はいったん自宅に戻り、忌 明けまで祭壇に安置されます。
自宅に残った人は、遺骨が帰ってくるまでに祭 壇を片づけ、遺骨を安置する白い布をかけた小机を用意します。
そして遺影を机の中心に置いて、香炉、線香立てを置き、生花や盛り菓子などを飾 りつけておきます。机に遺骨を安置し、焼香します。
この儀式がすんだら、遺族は葬儀でお世話になった人々に「精進落とし」のもてなしをします。
お世話になった人を上座にすえ、喪主や遺族は末席に座ります。喪主・遺族代表はお礼の言葉を述べ、宴が始まったら一人ひとりに酌をして回ります。