初めて弔問したときに出すのが原則で、一般的には通夜に持参するのがしきたりなっていますが、通夜に弔問しない人、都合で弔問できなかった人は、葬儀、告別式のときに持参します。
また取り込みの最中で、香典がとりまぎれて紛失することもあり、あとで双方の行き違いで気まずい思いをすることにもなります。
改めて通夜に持参するようにします。
香典の金額をいくらにするかは、故人、遺族とのつきあいの程度、自分の立場、地域差、貨幣価値の変動などによって、さまざま。
また、故人が一家の主人や主婦の場合は多めに、老人や子供の場合は少なめに考えます。
月収の一〜三パーセントという目安もありますが、それよりも、同じような立場の人が身近にいましたら、事前に相談してバランスをとるのが賢明です。職場の慣習で相場が決まっていることが多いので、職場関係ならそれに従ったほうがよいでしょう。