1月は睦月といい、仲良く親しみ合うという意味の「睦む」が語源となっています。互いの家を行ったり来たりするなどして、親しみを込めて仲良くする月ということからきているんですね。
また、睦月というのは日本古来のお正月の呼び名だったのです。正月や1月という呼ばれ方は昔はあまりしなかったようです。

行事カレンダー
1日 元旦、初詣
2日 事始め、書き初め
4日 官公庁御用始め
5日ごろ 小寒
7日 七草
10日前後 初釜
11日 鏡開き
15日 小正月
20日 二十日正月
20日ごろ 大寒

 1月のメインイベントはやっぱりお正月。お正月の準備は新しい年の神様をお迎えして、一年の福を願う儀式でもあります。年神様が家に降りてくるときの目印という意味で門松をかざり、古い年の穢れを清め、神を祭る神聖な場所であることを示すしめ飾り、年神様へのお供え物の鏡餅などがあります。ただ単に飾るだけでなく、そこにある意味を考えて飾るといいですね。