11月は霜月と呼ばれています。旧暦でいうと12月にあたり、本格的に霜が降りてくるという意味があります。そのことから、霜降月ともいわれます。また、10月に出雲大社に出かけていた神様が帰ってくるということから、神帰月との別名もあります。

行事カレンダー
3日 文化の日
7日ごろ 立冬
酉の日 酉の市
15日 七五三
22日ごろ 小雪
23日 勤労感謝の日

 11月15日の七五三は、子供にまつわる3つの故事が一つになって、今のような行事となりました。必ずしも15日にしなければいけないということはなく、その前後の休日など都合のよい日に行います。

三歳の男女児、五歳の男児、七歳の女児に衣装を着せて、氏神様に参拝をし、子供の健やかな成長への感謝と今後の祈念をします。神社を参拝した子供に配られる千歳飴は、江戸時代の浅草の飴屋が売り歩いたのが始まりです。紅白の長い飴を長袋に入れ、「千年飴」と名付けて商売をしていたそうです。千年には、長寿を願う意味が込められ、縁起の良い飴とされ大変人気だったそうです。