労働者の日とよばれるメーデー。この期限は1886(明治19)年5月1日にさかのぼります。アメリカの労働組合が(AFL)が、シカゴを中心に8時間労働制要求して起こしたゼネラル・ストライキがはじまりです。

当時といえば、 1日12時間から14時間労働が当たり前だった時代。「第1の8時間は仕事のために、第2の8時間は休息のために、そして残りの8時間は、自分達の好きなことのために」という「8時間労働の歌」を歌いながら果敢にたたかい、ついに8時間労働制をかちとりました。

以来、労働者の権利を主張する運動、また、国民がその時々の要求を掲げ団結と連帯の力を示す日として、継続・発展してきました。
メーデーの日は各国によって異なり、メーデー起源の国であるアメリカ合衆国と、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国は、5月1日ではなく9月または10月に設定しています。

 日本でメーデーは、祝日とされていますね。これにより、2007年からみどりの日を4月29日から5月4日へ移動し、4月29日を昭和の日とすることでゴールデンウィーク後半の連続休日が高められています。
 企業によっては、労使協定によりメーデーを会社制定の休日としているところもあるそうですよ。