7月は文月と呼ばれていますが、これには二つの説があります。1つは、七夕の日に唄や詩などの「文」を添えて七夕さまに祭る風習があったことから文月と呼ばれたという説と、稲穂が穂を含みつつあるという「含み月」から略されて文月になったという説があります。

行事カレンダー
1日 山開き、海開き
7日 七夕
7日ごろ 小暑
上旬〜 お中元
17日 祇園祭
第3月曜日 海の日
20日ごろ 暑中見舞い
23日 大暑

 七夕は、短冊に願い事を書いて笹につるすと、願い事が叶うという言い伝えがあります。

この七夕祭りの由来は、日本に古くからある「たなばたつめ」という民間信仰の行事からきているといわれています。これは、村の中で選ばれた清純な乙女が水辺の機屋にこもって、神様のために着物を織って神様がいらっしゃるのを待つという行事です。この風習が七夕祭りの起源のひとつといわれ、「たなばた」という語源はここからきているのではないかといわれています。