8月は葉月(はづき)と言われていますが、昔は「はつき」と濁らずに発音されていたそうです。旧暦の異名のため、語源は秋に由来しています。秋になって木から葉が落ちてくるという「落葉月」が「葉月」となったといわれています。また、月見月、萩月、仲秋という別名もあります。

行事カレンダー
1日 ねぶた祭り
6日 広島原爆の日
7日 仙台七夕祭り
8日ごろ 立秋
9日 長崎原爆の日
15日 お盆、終戦の日
16日 送り火、精霊流し
20日 土用
23日ごろ 処暑

 「盆と正月」と言われるように、お盆は正月の次に大きな行事となっています。家族そろって仏壇を拝んだりお墓参りをしたりして、先祖や亡くなった人たちの霊を供養する日となっています。

お盆というのは略称で、正式には「盂蘭盆会」といいます。「ウラバンナ」というサンスクリット語の「さかさまにつるされた苦しみ」という言葉が語源と言われ、その苦しみから救うために先祖を供養するということが盂蘭盆会という行事となっています。これは目連が釈迦の教えに従って亡くなった母親の供養をしたところ、母親を救うことができたという仏教の故事に由来しているのです。