・もてなしは遠慮しない
もてなす側の心遣いをくんで、遠慮なくいただくと印象がよいものです。お茶をすすめられたときは熱いうちにに、せっかくのお茶が冷めないうちにいただくのもマナーです。
また、「コーヒーと紅茶、どちらがよろしいですか」などと聞かれたときには、はっきりと答えましょう。「どちらでも」という返事は相手を困らせるだけです。お茶と一緒にお菓子をすすめられた場合は、お茶を一口のんでからいただきましょう。ただし、抹茶の場合はお菓子が先になります。

・お茶をいただいてから用件に入る
用件が合って伺った場合でもすぐに本題に入るのはやめましょう。まず、お茶をいただきながら近況やこちらの報告など、簡単な会話をしてから切り出します。ただし、おわびで訪問した場合は、あいさつの後すぐに本題に入ってお詫びしましょう。

・カップとソーサの扱い方
紅茶を混ぜたスプーンは、器の向こう側へ置きます。レモンを使用した場合は、スプーンですくい、スプーンに乗せたまま器の向こう側へ置きます。カップは片手で持って、テーブルが離れているときは別の手でソーサーも持ちましょう。

・茶碗の扱い方
左手をを茶碗に添え、右手でつまみを持ちふたをあけます。左手を添えてふたを裏返し、茶碗の右側へ置きます。左手を茶底に添えて飲みましょう。