贈りものを選ぶときはタイミングも大切。時期がずれると品選びでせっかく相手を思う気持ちが、薄れていってしまいます。

贈りものをするには、伝えたい心にふさわしい贈り方や時期を心得ることです。そのためには、祝う心、悔やむ心、感謝や激励、慰めなどの伝えたい心に適した贈りものを選ぶセンスが必要でしょう。
選ぶときに品物の特徴を見極め、先方との間柄にふさわしい品を贈る心遣いを大切にしましょう。

 品物の例をあげますと、実用品を選んだ場合。これは、無駄にはなりませんが、感銘は薄いかもしれません。贈り物は、楽しさも届けたいものです。
普段、生計のやりくりをしている主婦には、砂糖一箱より同じ予算であれば、高級なハンカチ一枚のほうが喜ばれるかも。個性的で、おもしろい品は、親しい間柄だからこそ贈れるもの。

 一般的には、親しみやすい品をもう少しさりげなく贈るのがマナーでありセンスと言えるでしょう。