数に関する縁起は、気にする方は気になさるし、無頓着な方もいらっしゃるでしょう。

一般に吉の数は三、五、七のほかに八が末広がりとして喜ばれ、逆に四、九は凶数としてきらわれます。慶事には奇数を、凶事には偶数といわれています。現金を贈る場合、こういった数のお札を入れます。

また、用途によって水引の結び方、中包みや上包みの折り方も異なるということは常識として知っておきましょう。また、どんな場合でも金包は包み袱紗に包んで持参するのが最低限のマナー。

 贈り物で、花を贈るのは万国共通で、とてもおしゃれです。花に目的を語らせるがよいかもしれません。花きらいな人は少ないですから。花束や鉢植え以外にアレンジメントやボックスもありますので、TPOに合わせて選ぶといいでしょう。注意しないといけないのは、ヒガンバナや白い菊など、時と場合によっては嫌われる花がありますので、そのことも知っておくとよいでしょう。