45〜57cm程度の大きさの裏地の付いていない風呂敷のことを全般に「帛紗」(ふくさ)と呼びます
ですからこの程度の大きさのものは風呂敷と呼んでも「ふくさ」と呼んでもどちらでも差し支えありません。
ふくさ(小ふろしき)・・・昔ながらの祝儀袋や香典などの金封を包む為の正方形の布の事で、サイズ的には、中巾(約45cm)や尺三巾(約50cm)くらいのサイズが主流です。
金封ふくさ・・・簡便に使って頂ける様、祝儀袋や香典などの金包みを挟みこめるようにした札入れ状のふくさで、使用後は、二つに折りたたんでコンパクトになるなどの特徴をもったアイデア商品です。
台付ふくさ・・・金封を差し出す時に、更に丁寧にされる場合には、漆盆にのせて使われます。その際に真ん中に、金封を包みを乗せる台が付いているふくさです。台の裏表の色を変えることで慶弔両用できるものもあります
飾り結びふくさ・・・金封をふくさで包み差し出す場合、ふろしきの様に金封の大きさや形に応じて包め、さらに紐で絞ることにより、型崩れせず包むことができます。
また、ご使用後、折りたためますので持ち運びにも便利です。台付ふくさ・金封ふくさ・ふくさ(小ふろしき)の全ての利点を兼ね備えた、新しいふくさのかたちです。普段は、使うことのないふくさですが、あらたまった折には使用しますので、そろえておきましょう。