病気や怪我から回復したら、お見舞いのお礼と全快の報告をかねて、「快気祝」の品を送ります。退院あるいは床上げの後に贈りましょう。
病気が長引いてしまった場合もあせって贈ることはありません。しかし、どうしても気になってしまうようなら、病状の報告をかねて「松の葉」などの表書きで贈るとよいでしょう。
贈る品物の金額は、お見舞いにいただいた額の3分の1〜半額程度がめやすです。「病気が残らないように」という意味をこめて、お菓子や石鹸などの消耗品を贈るのが一般的ですね。
ちなみに、同じ見舞いでも陣中見舞いは違います。陣中見舞いはお返しは一般的には必要ありません。しかし、催しが終わったり、試合などの結果が出たときに、報告とお礼を兼ねて手紙を出しましょう。親しい相手ならば電話でもかまいません。また、お付き合いの関係上、お返しをしたいという場合は、すぐに贈るのではなく別の機会をみて贈るほうがいいでしょうね。