宴席の目的や季節によって献立や素材は変わってきますが、一般的な祝い事に用いられる構成は下記のようになっています。
@先付
注文を調理場に通すまでのつなぎになる軽いもの
A前菜
季節の肴が盛り合わせてあるもの
B吸い物
前菜や酒を食べた口をすすぐ役割もをもっています
C刺身
魚のお造りの盛り合わせ。紅白を意味しマグロとイカが多い
D焼き魚
祝の席では尾頭付きの魚を使うことが多い
E煮物
肉や魚、野菜を煮たもの
F揚げ物
てんぷらまたはから揚げなど
G酢の物
和え物の場合もある。強肴といって箸休めの意味がある。
H食事
ご飯、止め椀、香の物がセットになったもの。酒用の料理が終わってから。
I果物
デザート。水菓子とも呼ばれる

このほかに、茶碗蒸しなどの蒸し物がつくときもあります。
流派や料理人によって順番や配膳の仕方は変わってきますが、吸い物、刺身、焼き物、煮物の1汁3菜という会席料理の基本です。