中国料理は、大勢で円卓を囲んで食べるもの。ターンテーブルを回したり、大皿から取る機会が多いので、ほかの人への気遣いを忘れないようにして下さい。
中国料理は、「広東料理」「北京料理」「四川料理」「上海料理」の4種類に分けられます。地域によって特徴的な食材や調理法がいろいろあるのです。
あまり厳密な決まりごとがない中国料理ですが、あらたまった食事での席順にはルールがあります。特に円卓の場合は判断がむずかしいので基本を覚えておくとよいでしょう。
上座、下座の考え方はほかの料理の場合とほとんど同じで、入り口から最も遠い位置が上座となります。
上座の左隣が2番目、右隣が3番目円卓では上座の正面の席が入り口に一番近くなるので下座となります。
景色がきれいなレストランでは、窓がよく見える席が上座となります。ひとつの円卓はふつう8人掛けになっています。
中国では常に偶数が吉数とされているので、必ず偶数になるように席が用意されています。