・取り皿を持ち上げない
料理を取るときも食べるときも、取り皿などの器を持ち上げないのがマナーです。これは日本料理とはずいぶん違うところですので注意しましょう。取り皿やスープはテーブルに置いたまま食べるのが基本です。ただし、ご飯茶碗だけは手に持って食べましょう。

・ひとつの取り皿にはひとつの料理
取り皿は何枚使っても失礼にはあたりません。原則として、料理ごとに皿を取替え、味が混ざらないようにするのが一般的です。ひとつの取り皿に複数の大皿料理をのせるのはタブーとされているので気をつけましょう。

・招待されたときは一口分残す
中国では、さらに盛られた料理をすべて食べきってしまうと、「量が十分に足りなかった」と受け取られることがあるのです。日本とはまったく違う風習ですね。レストランでの食事はあまり気にする必要はないのですが、個人宅に招待されたときなどは、大皿に一口分残しておくのが無難です。

 せっかく作ってくださった相手を不快な気分にさせないよう、そういった違いをきちんと理解しておきましょう。