食事にお酒や飲み物は欠かせません。
作法はしっかりと覚えておきましょう。席に着いたとき右斜め前にあるのが自分のグラスになります。
グラスを手に取るときは必ず右手で、礼装用の手袋をしている場合は手袋は必ずはずして持ちましょう。

 飲むときは右手だけで持って飲みます。日本茶のように左手を添えることはしません。ワイングラスの場合は、冷やしたワインが温まらないように、グラスの脚を指先で持ちます。
常温のものならグラスのそこに触れても大丈夫です。飲み物を口にした後は、元の位置にグラスを戻しましょう。

 注いでもらうときは、グラスをテーブルに置いたままにします。持ち上げたり、手を添えたりすることのないようにしましょう。係りの人からのおかわりを断るときは、右手の先を軽くグラスにかざして「けっこうです」と断ります。同席の人にすすめられたときは、「十分いただきましたので」と断りましょう。

 女性は食事の前にティッシュで唇を押さえて、グラスに口紅がべっとりとつかないように気をつけてください。