@頭語
手紙文独特の冒頭後です。一番良く使うのが拝啓、より丁寧なのは謹啓を使います。前略というのは目上に対しては失礼に当たりますので注意しましょう。
 
 A時候のあいさつ
季節を感じさせる言葉を入れて文章をつくりましょう。行を改めて書きます。
例:初夏の風も爽やかな頃になりました。

 B先方の安否
相手の最近の様子を尋ねます。相手の無病息災を問う書き方と、相手が元気に暮らしていることを喜ぶ書き方があります。
例:ご家族の皆様はお元気でお過ごしのことと存じます。

 C自分の安否
最近の自分の様子を知らせます。できるだけ簡潔に書きましょう。
私どももおかげさまで元気に暮らしておりますので、どうぞご安心ください。

 Dおわび、お礼
日ごろのお礼または連絡が久しぶりなことに対してのあいさつを書きます。手紙の目的がお詫びやお礼になる場合は、ここに書かず主文できちんと書くようにしましょう。行を改めて書きます。
例:長らくのご無沙汰、申し訳ございません。