E用件
「さて」「つきましては」「ところで」などの言葉を使って主文を書きはじめます。用件がきちんと伝わるように、簡潔にまとめるほうが良いでしょう。行を改めて書きます。
例:
ところで、毎年この季節になると岐阜の実家から鮎が送られてきます。今年もつい先日我が家に届いたばかりです。
箱を開けると、つやつやの天然の鮎が綺麗に並んでおり、故郷岐阜の初夏の香りを感じました。父がはりきってたくさん釣ってきましたものです。
岐阜の天然鮎は天皇陛下にも食べていただく鮎だと、いつも父が自慢しております。父が釣ってきたものですので、少し小ぶりではありますが、味は保障できると申しておりました。ほんの少しではございますが、ぜひご賞味ください。
末筆ながら、ご主人様にもよろしくお伝え願います。
F結びのあいさつ
しめくくりの部分。慣用句を入れましょう。
例:季節の変わり目ゆえ、お体を大雪になさってください。
G結語
頭語によって決まります。拝啓の場合は敬具など。