8月には暑くても秋の言葉を入れましょう。時候のあいさつは、実際の季節とは少し異なる決まり文句なので大丈夫です。
8月
立春の候、残暑厳しきおり、晩夏の候、土用明けの暑さはひとしお強く
使い方の例:残暑厳しきおり、皆々様にはいよいよご壮健の由、心よりお喜び申し上げます。
9月
初秋の候、さわやかの秋晴れが続いています、夕暮れの涼風は秋を思わせ、清涼のみぎり
使い方の例:さわやかな秋晴れが続いています、お達者でお暮らしの由、何よりでございます。私のほうも毎日元気で働いておりますので、ご安心ください。
10月
秋冷の候、紅葉の候、秋たけなわのこのごろ、実りの秋を迎えました、菊薫るこの季節
使い方の例:秋たけなわのこのごろ、ごきげんいかがでいらっしゃいますか。いつも何かとお心にかけていただき、感謝の言葉もございません。