269.【た】 『太公望(たいこうぼう)』 (2005.01.31)
『太公望』
太公望の釣りに関する故事から、釣りをする人。釣り好きの人。
故事:「史記−斉世家」 周の文王が、渭水で釣りをしていた呂尚(りよしよう)を見て、「吾が太公(祖父、古公亶父(ここうたんぽ))、子(し)を望むこと久し」と言ったという。
人物:太公望(たいこうぼう)・呂尚(りょしょう)・姜子牙(きょうしが) 中国、周の政治家。春秋時代斉の始祖。姓名、呂尚。字は子牙。号は飛熊(ひゆう)。生没年不詳。渭水(いすい)で釣りをしていて文王に見出されてその師となり、文王、武王を助けて殷を滅ぼした。周の祖太公が待ち望んでいた賢者という意味で、太公望と名付けられた。『三略』『六韜』の撰者という。
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