378.【ね】 『猫(ねこ)に小判(こばん)』
『猫に小判』[=石仏(いしぼとけ)]
1.どんな貴重なものでも、その価値が分からない者に与えては、何の役にも立たない。 例:「年代もののワインも彼には猫に小判だ」
2.高価なものを与えても、何の反応も効果もないことの喩え。 例:「クラブのお姉ちゃんに時計なんかあげても猫に小判だよ」
類:●犬に論語●宝の持ち腐れ●豚に真珠●Cast not your pearls before swine.(豚に真珠を投げ与えるな)<「英⇔日」対照・名言ことわざ辞典>
★江戸時代中期、「猫に小判」よりも「犬に小判」の方がポピュラーだった。<雑学庫[知泉]>
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