387.【は】 『破鏡(はきょう)』
『破鏡』
夫婦が離縁をすること。
故事:「神異経」 離れて暮らさなければならなくなった夫婦が、鏡を割ってそれぞれの一片を持ち、愛情の証(あかし)としたが、妻が不義を働いたために、その一片が鵲(かささぎ)となって夫の所へ舞い戻り、不義が知れて離縁となった。
出典:神異経(しんいきょう・しんいけい) 前漢代の東方朔の著とされるが、南北朝時代の著作か?・・・詳細調査中。
用法:@破鏡の嘆(なげき・たん) 夫婦が離縁しなければならないなげき。 A破鏡再び照らさず 夫婦の離縁など、一度壊れてしまった関係は再び元のように返すことはできない。→覆水盆に反らず
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