412.【ふ】 『武士(ぶし)は食(く)わねど高楊枝(たかようじ)』
『武士は食わねど高楊枝』
武士は、仮令(たとえ)貧しさで物が食えなくても、満腹(まんぷく)を装(よそお)って楊枝を使うものだということ。武士は生活に窮(きゅう)しても不義や恥ずべきことを行なわない。また、武士の気位(きぐらい)の高さを喩えた言葉。
類:●鷹は飢えても穂を摘まず●内裸でも外錦●渇しても盗泉の水を飲まず
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