418.【へ】 『下手(へた)の考え休むに似(に)たり』
『下手の考え休むに似たり』
下手な人(名案が浮かぶ筈のない人)がいくら考えても、時間を浪費するばかりでなんの効果もないということ。元々は、碁や将棋の対戦で、長考している者を嘲(あざけ)って言ったものらしい。
★この場合の「下手」は「下手な者」の意味。「下手な考え休むに似たり」の「な」は誤用。「下手な考え休むに如かず」との混同かといわれる。
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