420.【へ】 『弁慶(べんけい)の立ち往生(おうじょう)』
『弁慶の立ち往生』
進退が窮(きわ)まること。
故事:弁慶は、衣川の合戦で、大薙刀(なぎなた)を杖にして立ったまま死んだ。
人物:弁慶(べんけい) 鎌倉初期の法師。熊野別当の子。?〜1189。幼名鬼若丸。武蔵坊と称し叡山西塔に住したが、武事を好み源義経に従って武名を挙げた。義経没落の折、安宅関の危難を救ったこと、衣川の合戦で立往生したことなどは、物語、能、歌舞伎などで伝説化された。
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