430.【ま】 『眉(まゆ)に唾(つば・つばき)を塗(ぬ)る』
『眉に唾を塗る』[=付ける]
狐や狸などに化かされないようにするには眉に唾を付けなさいという教えから、欺(あざむ)かれないように用心すること。
俗信:狐などが人を化かす時、その人の眉毛の数を数えて化けると言われていたので、数えられないように眉毛にツバを塗れば化かされないと信じられていた。
類:●眉毛を濡らす●眉唾物
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