武蔵陵墓地(むさしりょうぼち)
自宅から、そう遠くない距離に「武蔵陵墓地」があるが、久し振りに訪れてみた。
参拝時間は午前9時~午後4時で、年間を通して誰でも参拝できる。
太陽は出ているものの、肌寒い日曜日の昼近く、人影は少なく駐車場もガランとしていた。
「陵」:天皇,皇后,皇太后,太皇太后を葬る所
「墓」:その他の皇族を葬る所
とのことだが、ここには、4つの御陵(大正天皇 多摩陵,貞明皇后 多摩東陵,昭和天皇 武蔵野陵,香淳皇后 武蔵野東陵)がある。
そこを過ぎると右手に手水場(ちょうずば)、背後には自然な感じの池がある。
そこから先約400mの参道の両側には、京都の北山杉が約150本植栽され、綺麗に揃っていて、かつ自然と調和した雰囲気を醸し出している。
林の中の参道を歩くと、その先には、古墳と呼ぶべき「御陵」が荘厳で穏やかな構えを見せてくれる。
それぞれ、石段の下まで近づけるので、ここで手を合わせて参拝をした。
4つの御陵をお参りして帰り道。北参道を駐車場方向に歩く。こちらの道は舗装されていて、車椅子等が通り易い。
若い頃はちっとも興味が湧かなかったが、これからはちょくちょく訪れようかと思いながら、御陵を後にした。
(2017.12.17)