プリズム

プリズムを通した太陽光が、7色に分かれて虹のように見える現象や、大気中の水滴がプリズムの役目をして太陽光が7色に分解されたものが「虹」であることは、小学生の理科でも習う。

双眼鏡を分解すると、プリズムが出てくるが、プリズムは、上下左右さかさまに見えるのを元に戻す役割と、双眼鏡の全長を短くする効果があり、双眼鏡には欠かせない部品となっている。
この取り出したプリズムを使って虹を作る遊びは、一度は行ってみるものの、私は発展性が見いだせず、玩具としては面白くないと感じる。

一方(?)、仕事柄、双眼鏡の他に、プリズムを測量で使うが、ここでのプリズムは、 「コーナーキューブプリズム」というもの。
入ってきた光を、同一方向に反射させるもので、アポロ宇宙船が月に着陸した時に、月面に置いてきたことで有名である。⇒「アーカイブ室新聞
時々見上げている「満月」のどこに設置されているのだろう・・・。

仕事で見かけるのはこんなもの。
dsc00801s(2015年4月撮影)
これを使って、6km位までの距離が測れる。(自分のカメラが中央に映っていて怖い。)
いつか「コーナーキューブプリズム」で遊んでみたいのだが・・・、ちょっと高いな。(~_~;)
(2016.11.23)

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