264.【そ】 『袖(そで)振り合うも多生(たしょう)の縁(えん)』 (2004.12.27)
『袖振り合うも多生の縁』[=触り合うも〜・擦り合うも〜・触れ合うも〜]・[=他生の縁]
見知らぬ人と袖が触れ合う程度の些細なことも、(または振り合うような間柄も、)前世からの因縁に依(よ)るものである。どんな小さな事、ちょっとした人との交渉も、全て深い宿縁に基づくものである。
参考:多生の縁
類:●一樹の陰一河の流れも多生の縁●躓く石も縁の端
反:●兄弟は他人の始まり
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