286.【た】 『立(た)て板(いた)に水(みず)』 (2005.05.30)
『立て板に水』
1.水の流れが速いこと。一般に、「早い」・「速い」などの比喩として使う。
2.すらすらと良く喋(しゃべ)ること。弁舌が流暢(りゅうちょう)なこと。滔々(とうとう)と立て続けにものを言うこと。 用例:狂・伊呂波「そのやうに立て板に水を流すやうに仰せられては、え覚えませぬ」
類:●立て板に豆●懸河の弁
反:●横板に雨垂れ
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