324.【て】 『椽大(てんだい)の筆(ふで)』 (2006.02.27)
『椽大の筆』
垂木(たるき)のような大きな筆という意味から、転じて、立派な文章のこと。堂々たる大文章。
類:●椽筆(てんぴつ)
出典:「晋書−王c伝」「c夢人以大筆如椽与之」 東晋の王c(おうじゅん)が、垂木のような大きな筆を与えられた夢を見た。程なく孝武帝が崩御し、その弔辞(ちょうじ)や諡号(しごう)を定める文章を書くことになった。後に、王cは、「大手筆(だいしゅひつ)」と称された。
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