333.【と】 『桃李(とうり)言わざれども下(した)自(おの)ずから蹊(けい)を成す』 (2006.05.16)
『桃李言わざれども下自ずから蹊を成す』
桃や李(すもも)は何も言わないが、花の美しさに惹(ひ)かれて多くの人が集まってくるから、木の下には自然と道ができる。徳望のある人のところには、自(みずか)ら求めなくても、その徳を慕(した)って人が自然と集まって来ることの喩え。
出典:「史記−李将軍(李広)列伝・賛」「諺曰、桃李不言、下自成蹊、此言雖小、可以諭大也」
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