354.【な】 『泣いて馬謖(ばしょく)を斬(き)る』
『泣いて馬謖を斬る』
私情において忍びないが、全体の統制を保つために、仮令(たとえ)愛する者でも止むを得ず処罰する。
類:●涙を揮って馬謖を斬る
故事:「蜀志−馬謖伝」 諸葛孔明の部下の武将・馬謖が、命令に背(そむ)いて大敗を招いたとき、孔明はその責任を追及して馬謖を斬った。
出典:蜀志→三国志(さんごくし) 192 呉下の阿蒙 参照。
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