408.【ふ】 『風声鶴唳(ふうせいかくれい)』
『風声鶴唳』
風の音と鶴が鳴く声。敗残兵は風の音や鶴の鳴き声にも、敵かと思って怯えるということ。また、些細なことにもびくびくと怖じ気付くこと。
類:●水鳥の羽音に驚く●落ち武者は芒(すすき)の穂にも怖ず
参考:「晋書−謝玄伝」 風の音や鶴の鳴き声を聞いた敗残兵が敵兵かと思い驚き恐れた。
出典:晋書(しんじょ) 23 石に漱ぎ流れに枕す 参照。
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