タンカン

今年も、父と母から、奄美の「タンカン」を送ってもらった。

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(タンカンとは)https://www.amamibussan.jp/info/food/tankan-kagoshima-specialty/

タンカンは亜熱帯性に適した柑橘類で、中国の広東(カントン)省が原産地とされています。
日本では1900年前後、中国から南西諸島に移植されたのを機に栽培が始まったそうです。
その時に行商人がタンカンを「短い」「桶(おけ)」に入れて売り歩いていたため「短桶(タンカン)」と呼ばれるようになったと言われています。
また、中国語の「桶柑」や「短柑」の文字を充てることも多いようです。

沖縄のタンカンが有名で「南国のみかん」として親しまれるようになりましたが、実は鹿児島の方が主な産地なんです!
特に種子島や屋久島、奄美や徳之島などの離島で生産されており、全国の収穫量の約8割を占めています。
タンカンの収穫時期は産地のその年の気候にもよるので、各地で多少の違いがありますが、奄美タンカンは2月中旬~3月中旬頃にかけて一番おいしくなります!
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デコポンよりも、ポンカンよりも糖度が高く、食べると甘みが口の中に広がる。
それでいて柑橘類特有の酸味を含まれていて、この濃厚な味わいは私の好みである。

鹿児島県・奄美大島で、普段の生活では味わえない思い出作りをしてみたいな、と思っても、中々訪れる機会はもう無いだろうから、せめて「タンカン」を楽しもうかと。

(2023.02.24)

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