歴史には詳しくない。が、著名な人,歴史を作った人には憧れる。
先週、小山で、「土佐勤王(皇)党」に関する写真に出会い、早速、ネットで復習。(ネットは凄い!)
なんと、勝海舟,伊藤博文,西郷隆盛,大隈重信,高杉晋作,明治天皇,坂本龍馬といった面々が揃って写っている。
「土佐勤王党」を結成した武市 半平太(たけち はんぺいた)が写っていないのが残念ではあるが、この錚々たる顔ぶれには驚かされた。
慶応元年(1865年)2月撮影、ということは、獄中だから、写っていないのは当たり前か、と、にわかにその背景を確認。
結成が文久元年(1861年)8月、そして慶応元年(1865年)閏5月11日(閏5月ってどういうことだっけ?(^^;))、半平太は切腹を命じられ、即日刑により、同日、切腹したことで、「土佐勤王党」は事実上の壊滅。
・・・と、更に、感動も束の間(T_T)。すばらしきネット情報!(?)
彦馬の「亀山社中」<https://guchini.exblog.jp/22612043/> から引用
そして、奇妙な写真が残っている・・・
写真は宣教師フルベッキと、佐賀藩が長崎にもうけた藩校・致遠館(ちえんかん)の生徒を写真家・上野彦馬が1868年(明治元年)頃に撮ったものとされる「フルベッキ群像写真」・・・
真意の実態が長年論じられて来た写真には、坂本龍馬や西郷隆盛、高杉晋作をはじめ、勝海舟や明治天皇をも登場し明治維新の志士が一同に介した様に歪曲され、誇張され、庶民の未来の夢の想像に書き換えられている・・・
この写真はお公家の子息である岩倉兄弟が一介の藩校に入学したことを記念するため撮影された、彼らを迎えた致遠館の教師と生徒による集合写真である・・・
↑(出典)同上
「庶民の未来の夢の想像」か・・・。なるほどね。(~_~;)
(2016.12.12)