51.【い】 『衣鉢(いはつ)を伝(つた)う』 (2000/11/06)
『衣鉢を伝う』
師から弟子へその奥義を伝える。
故事:「伝燈禄」 禅宗の始祖達磨大師が、仏法を伝えた証拠として門弟に法衣と鉄鉢の二品を授けたということから出た言葉。
出典:伝燈禄(でんとうろく) 宋の僧、道原の著で、釈迦以来の仏教の伝授を記述したもの。「景徳伝燈録」。
同上:景徳伝燈録(けいとくでんとうろく) 仏書。1004年、宋の道原(生没年不詳)撰。30巻。過去七仏に始まる禅宗の法系を明らかにし、祖師の伝記を述べ、優れた法語、詩文なども収めた書。
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