170.【く】 『群盲(ぐんもう)象(ぞう)を評(ひょう)す』 (2003/03/03)
『群盲象を評す[=撫(な)ず・模(も)す]』
多くの盲人が象を撫でてみて、その手に触れた範疇(はんちゅう)内で象のことを云々(うんぬん)するということで、凡人には大人物や大事業の一部分しか掴めず、大局からの見方はできないということ。
類:●衆盲象を模す
出典:「北本涅槃経−巻32」・「菩薩処胎経−巻3」など
出典:菩薩処胎経(ぼさつしょたいぎょう?) 西魏時代。写経としては世界最古のもの。京都知恩院に残るものは国宝に指定されている。・・・詳細調査中。
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