184.【こ】 『光陰(こういん)矢の如(ごと)し』 (2003/06/09)
『光陰矢の如し』
月日が過ぎるのは、飛ぶ矢のように非常に早い。だから無為に送るな、という戒めの意味を含む。
類:●Time flies (like an arrow).<「英⇔日」対照・名言ことわざ辞典>
出典:李益「遊子吟」 「光陰如箭」
人物:李益(りえき) 中唐の詩人。隴西姑蔵(甘粛省武威市南)の人。字(あざな)は君虞。748−827。大暦4年(769)進士に及第。地方官を歴任していたが、詩名が憲宗に聞こえ、秘書少監・集賢殿学士に抜擢、後に礼部尚書にまで至った。大暦十才子の一人で、当時、李賀と並び称された。嫉妬深い性格から「妬癡尚書李十郎」と呼ばれたという。
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