219.【し】 『七歩(しちほ)の才(さい)』 (2004/02/17)
『七歩の才』[=情]
詩才が優(すぐ)れていて、詩作が早いこと。
故事:「世説新語−文学」 魏の曹操の子・曹植(そうしょく)が、兄の曹丕(そうひ)の「七歩歩く間に詩を作れ。できなければ重罪に処す」と命令され、即座に一詩を作った。
★作られた詩「七歩之詩」は、「煮豆燃豆、豆在釜中泣、本是同根生、相煎何太急」。(豆を煮るに豆殻を燃やす、豆は釜の中に在りて泣く、本は是れ同根に生ぜしに、相煎ること何ぞ太(はなは)だ急なる) →参照:豆を煮るにを焚く
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