223.【し】 『釈迦(しゃか)に説法(せっぽう)』 (2004/03/15)
『釈迦に説法』[=経(きょう)・心経(しんぎょう)]
釈迦に対して仏法を説くように、知り尽くしている人にその事を教えるのは愚行である。
類:●河童に水練●孔子に悟道●月夜に提灯
本文中の文献の説明:江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき) 黄表紙本。山東京伝作画(北尾政演まさのぶ)。江戸通油町蔦屋重三郎刊。天明5年(1785)。若旦那仇気屋艶二郎が、浮き名を流そう、女にもてようと様々なことを企てるが、元々醜男でもあった上に、通人ぶるところが裏目に出て悉(ことごと)く失敗する。果てには、偽(いつわ)りの心中を図ろうとする。黄表紙の代表作。
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