316.【て】 『庭訓(ていきん・ていくん)』 (2005.12.26)
『庭訓』
1.家庭内で我が子に教育すること。また、親が子に与える教訓。
類:●庭の教え
故事:「論語−季氏」 孔子が、庭を走る息子(伯魚)を呼び止めて詩と礼を学ぶべきことを教えた。 
2.「庭訓往来」の略。
参考:庭訓往来(ていきんおうらい) 室町前期の往来物。1巻。玄恵法印の作と伝えるが疑問。応永年間(1394〜1428)頃の成立という。往復書簡の形式を採り、武士の日常生活に関する諸事実・用語を素材とする初等教科書として編まれ、室町・江戸時代に広く流布した。
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